2003年12月10日 -靴棚(カービングと家具の融合)-

嫁さんから娘の靴棚を頼まれたので作りました。
ただ作るだけでは面白くないので、今回はカービングを入れてみました。

支柱には大木さんに貰った丸太の端材を使いました。
(大木さんありがとうございます。)
丸太の外側はそのままのワイルドな仕上がりにします。

平面側は電気カンナで平面出します。
家具はログハウスより精度が要求されますね。

平面出した後にカービングを施します。
片面だけなので結構うまく出来ます。
バーナーで仕上げて、ブラシ掛けます。

カンナ掛けした面に芯を出します(写真赤い線)。
芯墨は全ての基準になります。

長さを決めて、スライド丸のこで芯に対して直角に切断。

棚板の入る部分を15mm溝掘りします。
ノコ目入れてトリマーで掘ります。
ノミで掘ってもよいです。

棚板は角材(105*28)を使います。
ベランダでは丸のこ使えないので、手ノコでカットします。

手ノコは目の細かい7寸を使った方が切断面が綺麗です。
キッチリカットするためノコ引き定規使ってます。
磁石がはめ込んであり、ノコがひっつきます。

カットした棚板を2枚合わせます。
棚板裏側から板当ててビス止め。
写真奥にビス止めした棚板が写ってます。
出来た棚板を溝にはめ込みます。
溝はきつめに掘ってあるので木槌でたたき込みます。

棚板を全て揃えるため、棚板の芯と支柱の芯を合わせます
ここでも芯墨が重要となってます。
ログハウスと同じですね。

裏から長めのビスで止めます。

「どこで作業してんねん」って突っ込まれそう。。。
嫁さんのいないときにこっそりやりました(汗
完成です。
娘のかわいい靴ともマッチしてます。
家具の一部にカービングが入ってるといい感じです。
世界にひとつだけのカービング家具♪かな。

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