2003年12月20〜23日-新たな自分と出会う!リーダーへの旅2003in亀島-

新たな自分と出会う!リーダーへの旅2003in亀島
子どもたちに生きるちからを!「無人島クリスマスキャンプ」

長いタイトルですが上記のプログラムの一つ「ツリーハウス作り」のお手伝いしてきました。

イベントの概要は下記参照ください。
http://www.kodomo-npo.org/gekijyo/kidsworld/leader/2003/2003.htm

向こうに見えるのが亀島、満潮時なので船で上陸。
干潮時には歩いて渡れます。
冒険心くすぐられワクワクします。
初上陸後、島内の観光。
テレビで見た海水露天風呂「亀湯」もちゃんとありました。

栗田師匠も台風で飛ばされてるだろう、と思ってたようで感激してました。
手前にあった束は波にさらわれて、片持ち構造のように浮いてます。
島内観光のついでに拾ってきた流木で栗田師匠がなにか作り始めました。

国明校長先生の椅子になるようです。
まさにアートですね!

栗田師匠曰く「カービングに続く、新しい分野を発見してしまった。」
今後の暮らしの会でも流木アートのムーブメントが起こるかも。

うまく製作するコツは、なるべくカットせず流木そのまま使うのと部材数を減らすこと。
カット面を見せないように切る工夫もされてました。
ジャングルの風景とあいまって、幻想的な校長室の完成!
いよいよ参加者の到着。
校長から今回のプログラムと趣旨の説明です。

概要は以下
@スケージュールや細かい規則はなし。全て自分で判断・決定し動く。そのなかで起こった事は自己責任となります。
A時計ははずしませんか。腹時計や太陽の動きで行動しましょう。  

大自然の中で心と体を解放し、自分の中にある何かに気づいて欲しいと言うお話でした。
そんな話を聞いて、海に向かって石投げしたりする者も。
いつもなら「勝手な行動とるな!」と叱られますが、そうここでは勝手なことしてイーんです♪
なんか子供らしいっていうか、人間らしくて良いですよね。
テント周りを快適な環境にする為、テーブル作ったりしてるグループもあります。

アリとキリギリスみたいなもんでしょうか(笑)
後で困っても自己責任。
ヒガさんも参加者に呼ばれて手伝ってます。
バンブーベンチかな。
作業面ではあまり前に出てこないヒガさんですが、少したくましくなったんじゃない!?

なんにしてもモテモテで羨ましいです。ハイ
国明師匠のダッチ講座。

今回はダッチを参加者に渡してしまい、調理からメンテなどの管理もして貰う。
朝の残りで昼スープ作ったり、カウボーイのようなダッチ本来の使い方。

みんなうまくできるかな。
失敗しても良い思い出になるか。
夜はおなじみ「焚き火塾」
文明の利器を極力使用しない為、ライトなども一切なし。

焚き火の明かりだけなので、自然に人が寄り添う。
暗闇もいいもんです。

初日は校長から「宇宙の気を取り込む方法」など。
国明師匠、教祖にでもなるおつもりですか??
なんか腹減ってきたなという声で夕食に。
またたく間に料理が消えていく。

空腹は最高の調味料!
翌朝の風景、ごそごと火をおこし朝飯作りしてます。
23日午後は地元のじいちゃん、ばぁちゃんとの交流会。
餅つきで歓迎してくれてます。

残念ながら、お餅を食べる事なく中村さん、ヒガさん、私の3名はタイムアップ。
後ろ髪引かれる思いで帰路へ。

この後も、クリスマスパーティや各講座イベントもりだくさんみたいですね。
ヒガさんのカメラの画像楽しみにしましょう。
ツリーハウス作りを一気に紹介します。

@丸太柱を立てて、2*6材をハチマキのように巻く。
A床材も2*6で1cm程度隙間をあけながら釘止め。
意外にも女の子ががんばってました。

B桁と棟木を入れて屋根材(廃材)を貼る。

写真のドーマー(屋根から突き出した窓)は当初予定にはなかったが、見晴らしを考慮して作ることに。
自然暮らしの会でも初めてのドーマーです。

あとポイントは各所に頬杖(斜めの補強材)で建物の強度を高める。
補強してないときは人が動く度に、結構揺れてました。
手すりは流木で。
参加者が好きなように飾り付け。

完成まで約1日半。
栗田師匠が作るとほんとにあっという間にできてしまいます。
加工スピードが凄く速いのに精度も出てる。

完成して国明師匠に見せると「これで雨や風防げるんかいな?」だって(笑)
そら栗田師匠も、うなされますわ。。。

良きビルダーには厳しい発注者有り、と言うことで。
お疲れさまでした。

おまけ。ツリーハウスが出来上がるまで。

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