2004年3月28日 - Chainsaw carving in ryu-an -

不定期でカービング合同練習会をやってます。
カービングに関わらず工房として使用したい方も参加してください。
ただし、怪我・弁当・道具・木材・燃料類は自分持ちですのであしからず。
電気はあります。

午前中は伐採作業です。
隣地のかたが畑に日が当たらなくて困っていたので伐倒してきました。
(桜の季節で切るには忍び無かったんですが。)
倒すだけなら簡単なんですが、ほとんど崖にちかい急斜面での作業なので少しやっかいでした。

この手の作業で怖いのは
1.バランスくずして崖下転落(実は隣地の方も転落されて僕に頼んできました)
2.バランスくずした際にチェンソーが体に当たる(最悪の場合はチェンソーを遠くに投げ捨てる事)

ですので大事なのはしっかりした足場作り
今回は脚立を斜面に寝かして、滑り落ちないように鉄筋を地面に叩き込んで固定しました。
あと、2重の安全対策として腰に安全帯巻いてます(猿回しの猿のようでした ハハ)

伐倒時の事故は即生命に関わってきます。
危険を十分に認識した上で作業行ってください。
このページを真似て作業し事故が起きても当方は一切責任負いません。

受け口作って追い口切っていきます
つるを残してフィニッシュはクサビを打ち込む。
カンカンとうつたびにメキィメキィと小気味よい音が響いてズドーん!!
おもったより下の方まで落ちて山道に掛かったので、やるつもりなかった後始末まで。。。
お陰で昼のビールが美味でした。

今アメリカから取り寄せているチェンソーを付けるタイプの製材機が届いたらこの山桜を板にしていくつもりです。
いいテーブルや家具が出来そうです。
026はオイルの出が悪いのかバーがすこし焼けました。
山桜が硬いせいもあるんでしょうが。

今回は伐倒で途中で作業止めることができなかったんですが、このようにバーの変色を確認したらすぐに中断してチェンソーのメンテをしなければいけません。
オイルの吐出量調整が必要です。
オイルが出てないと切れないし、バー&ソーチェンがダメになってしまいます。
今日は春を通り越して初夏のような陽気。
桜もビックリしたのか、朝はつぼみだったのが花が咲き始めてます!


午後からはカービングやってました。
作品ですが、何に見えますか?

実はアライグマです。
尻尾を見てもらえるとわかりますね!

家に持って帰ったら嫁さんが「ワーかわいい”犬”」だって ドテッ
かわいいがついてるだけマシか?

実物の写真見て復習したので、次回また少し手を入れて”アライグマ”に近くしていきます。
お楽しみに。

結局朝9時から6時までずっとチェンソー回してたけど今日は筋肉痛もなし。
毎週のチェンソーワークと平日は娘を肩車やだっこしてるお陰で基礎体力はついてきました。
これから大会まではカービング一筋でがんばっていきます!

TOPへ