2004年5月24日-東栄町・チェンソーアートスクール2004-

大会終了後東栄町に残り翌日の世界No1カーバー ブライアンルース師のチェンソーアートスクールを受講しました。
スクール詳細は以下
http://www.chainsawartpro.com/2004t/sch.htm

実を言うとこの手の講習を受けるのは初めてでした。
今までは自然暮らしの会イベント時に行われる栗田師匠のカービングデモを見たりインターネット上に公開されてるカービング写真を見たりしながら練習してきました。
東栄町の講習会は栗田師匠も受講するほどの高いレベルと知ってはいたのですが、遠いこともあり受講したくてもなかなか機会がありませんでした。
今回大会翌日に開校して頂き受講することができました。

大会の余韻もさめやらぬ23日夜から受講者はブライアン師の元に集い質問攻めが始まりました。
幸い岐阜の太田さんが英語が話せて俄通訳になりました(笑
スクールのテーマが各自自由だったので、明日のスクールではどんなテーマで何を彫ったら良いのか?から作品へのアプローチの仕方(リアルで行くのか可愛いくするのか)まで色々質問が出てブライアン師はひとつひとつ丁寧に答えてくれました。

翌朝、講習の行われる林業センター マスターズ・オブ・ザ・チェンソー東栄本部に行きました。
着くなり度肝抜かれましたよ!何という数のカービング作品でしょう!
動物や鳥以外にもあらゆる種類のカービング作品が所狭しと置いてあります。
それぞれの作品レベルも非常に高い。
じっくり見ていくと半日掛かりそうです。
まさにカービングの聖地!カーバーは是非一度訪れてみてください。
ブライアン師の挨拶から講義が始まりました。
対象のとらえかたからカットの手順等々、チェンソーを持つまでに色々考えなければいけないことを教わりました。
本部に置かれてるフィギュアの数々。
受講生は気にいったものをお借りして彫ることができます。
私は今まで写真を見ながら練習してましたがフィギュアを使った方が彫りやすい事がわかりました。
いよいよ外に出て実技です。
私はまず大会で彫った白頭鷲の講評と手直しをお願いしました。
羽根と尻尾の部分はなかなかとお誉め頂いたのですが胸から脚にかけてできてないと言われました。
まずブライアン師が左半分を修正してくれます。
それを見習って私も修正していきます。
世界一のカーバーに教えてもらってると思うと感激です!
如何でしょう?
羽根は全く修正してませんが見違えるように変身してますよね!
自分の作品がここまで変わるとは驚愕です。
良くなって嬉しい反面、己の未熟さを思い知らされたというか。。。
とてもいい勉強になりました。
こちらは愛媛の永井さんです。
本業はデッキ屋さん(建築外構)です。
アッという間にリスを仕上げておられました。
こちらは岐阜の太田さん。
中級で入賞されてました。
とても研究熱心な方でした。
難易度の高い”4本脚”にチャレンジされていました。
後半は今まで作ったことのないホゾ組の方法を教えて頂きました。
ブライアン師が一分の隙間もない見事なホゾ組を見せてくれました。
チェンソーだけでここまでピタリと合うとは!またまた驚愕です!
ブライアン師は超一流のチェンソーアーティストだけではなく超一流の指導者でもありました。
閉校の挨拶の時「がんばります!」というと「ganbarimasu!」と答えてくれました(笑
次に会うときは成長した姿を見て貰いましょう。
ありがとうございました。

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