2006年4月13日 -カービングバー徹底比較 究極vs至高-
チェンソープロショップ流庵
この度ハリマ興産から新開発のカービングバーが発売されました。
ハリマ興産のホームページはこちら
(SAMURAIカービングバーの開発には私もカーバーの立場から助言させて頂きました。)
SAMURAIカービングバーのコンセプトの一つが細さ! そこで現在販売されている他の極細と比較してみました。 ※私はSAMURAIの販売をしていますがカーバーとして客観的な立場で比較しております。 左上からSAMURAI12インチ、下がゼノア極細12インチ、右がスギハラ輸出用極細。 SAMURAIとゼノアは全く同じ先端形状でした。 SAMURAIと輸出用では輸出用のほうが細いようです。 しかし輸出用はかなり使いこんでいて先端のステライトが減っているようです。 |
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そこで改めて輸出用の新品を入手して比較しました。 左がSAMURAI、右が輸出用です。 どちらも同じくらいに見えますね。 |
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更に細かく比較する為に2枚を重ねてみます。 上が輸出用で下がSAMURAIです。 先端の上端を合わせてます。 下端0.5mmくらいSAMURAIが見えてます。 先端のR(半径)はどちらも9Rですが胴の太さの違いからこの差がでたようです。 (ちなみにスギハラでは9Rをバーの限界Rとしてるようです。) 実際に両方使用したところ体感では先端の細さの違いは感じられません。 むしろ12インチと11インチの長さの違いのほうが感じられます。 一般的には12インチのSAMURAIが使いやすい。 目や細かいディテールには短めの輸出用が使いやすい。 と言ったところでしょうか。 極細ではない通常のカービングバーは10.5Rですので直径にすると3mmの差があります。 この差はかなり大きく、SAMURAIを使うことで表現できる可能性も広がります! またデザインに関しては今までのカービングバーにはない斬新さと思います。(大会などで目立ちますよ!) SAMURAIが欲しいゾ!と思ったかたはこちらへポチっと。 チェンソープロショップ流庵 |
追加情報 4/17
SAMURAIには12インチと14インチの2種類の長さがあります。
12インチと14インチそれぞれ活躍する場面は・・・
1. カービング用に2台チェンソーを用意できる方には
45cc前後の中型機+ノーマルバー16〜18インチと35cc前後の小型機+12インチカービングバーがベストな組み合わせです。
2. チェンソー1台でカービングしたい(とりあえず1台だけでカービングを始めたい)というかたには14インチがお薦め!
14インチあれば30cm径の材なら荒切りから仕上げまで1台で彫れます。
3. カービングのキャリアを積んできて2台目(セカンド)のカービング機を用意しょうと言う方には14インチがお薦め!
12インチでは届かなかったところ(込み入った場所の仕上げ)でも14インチで届くようになり大変便利です。
(14インチはベテランカーバーに売れてます。)
14インチの極細はいままでにありませんでした。12インチと14インチは先端の細さは全く同じです。
SAMURAI14インチは世界で一番細い14インチカービングバーです!
(もし14インチで極細があれば教えてください。)
他にもSAMURAIカービングバー、チェンソーに関して何かありましたらお気軽にメールください。