2004年8月22日-第1回チェンソーアート競技岡山大会 参戦記 2日目-
大会も最終日、いよいよ3時間のメインカービングです。 材をじっと見つめたまま動かない栗田師匠。 おそらく頭の中ではものすごいイメージトレーニングが行なわれているはず。 戦いは既にはじまってます。 ちなみに師匠は翌日河口湖でイベントがありメインには出場しない予定でした。 前々日に出場することにしたらしく、練習はもちろん何を彫るかも決めておられませんでした。 |
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スタートの合図を待つ瞬間です。 材を前に皆集中力を高めていきます。 私の着ているTシャツの背中には流庵のロゴ、そしてブライアン師のサインが入ってます。 「ブライアン師私にチカラを〜」 果たして御利益はありますでしょうか。 本日はCraftechのヒガさんと坂本さんも我々の応援に駆けつけてくれました。 チカラになります! また、ヒガさんには写真沢山撮ってもらってホントありがとう〜 |
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スタートの合図とともにチェンソーの爆音が響き渡ります。 近藤さんきまってますね! |
栗田師匠はやはり十八番の白頭鷲のようです。 しかしなんて速さだ!もう形になってる。 |
続いて家も作っておられます。 白頭鷲とどう繋がるのでしょうか? |
時間はアッという間に経過。 私もラストスパートを掛けます。 汗が滝のように流れ出てきますがかまってられません。 |
3時間汗だくで戦い抜いた成果をオークションに掛けます。 エントリー番号順なのでいつも私が一番最初なんですよね。トホホ 昨日の悪夢が蘇りましたが、2組の女性グループが競ってくれて満足な金額まで上がりました。 落札後も一緒に写真撮ったり、カーバー冥利に尽きる楽しいひとときを過ごしました。 となりのお姉さんがバニーちゃんの帽子かぶってますが、あれもカービングで作っておられます(笑 妙に似合っていて違和感なかったなぁ。。。 ニッチリッチの店員さんですので興味ある方は是非お店に行ってください。 ひょっとしたら、お店でもかぶってるかもしれませんよ(汗 続いて近藤さんです。 東栄大会に続き花(カンナ)を彫られてました。 難易度の高い作品を上手くまとめてます。 そして我らが栗田師匠。 なんじゃこりゃ。 家の上に白頭鷲がとまってますよ! 競技中の写真見て頂くとわかりますが、家と鷲は別々に作ってホゾとホゾ穴で合体させてます。 おそろしいくらいの精度とスピードです。 しかも一発勝負。 プロカーバーの凄さをあらためて感じました。 これだけの作品、俄然オークションもヒートアップします。 1円スタートですが、どこまでも上がっていって金四萬円也で落札でございます。 |
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そして表彰式。 「一般クラス優勝は!?」 なんと私の名前が呼ばれました!! このときは、頭が真っ白でもうわけわからん(笑 「ほんまに俺優勝したんか?」って感じです。 「優勝した感想は?」と聞かれ。 「とにかく嬉しいです!」 |
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興奮冷めやらぬまま上級クラスの発表。 やはりこの人、栗田師匠が見事優勝!! ピープルズチョイスにも選ばれてました。 全ての競技結果は以下です。 http://www.rakuten.ne.jp/gold/mitsuyoshi/chainsawart/result.htm 観客のみなさんの声が運営・競技者みんなの勲章です!! |
今回は栗田師匠とW優勝ができるという感慨無量の幸運に恵まれました。
それも素晴しい大会を開催して頂いた運営の皆様のご尽力があっての事と感謝とお礼を申しあげます。
第1回チェンソーアート競技岡山大会参加の皆様たいへんお疲れさまでした。
次回また皆様とお会いできることを楽しみにしております。
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